現在「不適正ヤード」の存在が社会問題化しております。これは法令に反した業者の金属スクラップヤードが騒音や振動、水質・土壌汚染といった不法行為を行い、近隣住民に悪影響を及ぼしていることが問題視されています。一般社団法人日本鉄リサイクル工業会は、このような法令に反した保管・操業を行う鉄スクラップヤードを「不適正ヤード」と定義し、問題解決に取り組み始めたところです。

当社としても適正なヤードからの購入を行うために、またサプライチェーン全体での法令遵守の観点から、不適正ヤード由来の鉄スクラップを受け入れない方針を表明いたします。この表明にあたり、当社鉄スクラップ直納ディーラー様に対して「鉄スクラップ適正取引のお願い」の書面を発行いたしました。

当社としては、法令遵守はもとより企業の社会的責任を全うする必要があること、さらには信頼できる供給元からの購入を行うことで、長期ビジョン「Metal  Vision 2030＜絆＞」に掲げた取引先や地域の皆さまとの絆を深め、さらにはお取引先各位との共存共栄を図っていきたいと考えております。

関係各位のご理解とご協力をお願いいたします。